2012年8月14日火曜日



「人を殺すのは人であって銃ではない(Guns don't kill people; people kill people.)」
全米ライフル教会のNRA(National Rifle Association)のスローガンに同意ができない。

これが車やナイフだったらまだわかる
人間が暮らしていくうえで必要な用途があり
それらを存在意義としているから。

銃はどうだろうか?
猟銃として?射撃のために?という理由だろうか
それであれば場所に制約を加えるべきだ。

と思ったら、
そもそも住民は凶悪な犯罪者から自分の身や財産をまもるために銃を持つ権利がある。
というのがNRAの主張だった。

犯罪者を凶悪にしているのも銃ですよね
マッチポンプもいいとこ。
ちなみにNRAの活動資金は全米の銃メーカーからでているそうです。

身の回りの異人や他人を常に「敵」と見なす習慣をつくっているのは
銃の存在のせいでもあると思う。

銃と敵対視が少しでも世の中からへりますように。

(ここから下、追加メモ)

日常茶飯事なんでしょうけど、またUSの公の場で銃乱射事件が起こったそうです。
今度はエンパイヤステートビルの前です。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120825-00000000-reut-int

この記事、私が現地にいた人から聞いた話とは違っていました。
私が聞いた話では、犯人が発砲して殺傷したのは一人で、あとは逃走する犯人を近距離からうちまくった警察の弾が外れに外れて、近くにいた関係のない人々にあたったようです。

駄目でしょ、これは

自分の個人的な怒りを解決する方法 = 銃殺
目の前にいる犯人の逃走をとめる方法 = 銃殺

になったわけでしょう。しかも変人や悪人がそのように考えたわけでもなく
ごく一般的な社会人と警察官の思考がそうだったわけですよ。

悪人が銃を持っているから、自己防衛のために銃を持つ必要があるんだ。
という説明はなんども聞きましたし、自分がNYに住んでいたら不安で銃を購入したくなるのかもしれないけど、それでも、それでも、次の世代のためにもいますぐにでも銃禁止にすべきだと思います。

守りたいのは自分のお金やモノではなくて、自分の命のはず。
銃を持って悪人と銃撃戦をするよりも、無抵抗の方が、命を守れる確率が高いと思ってしまうのは私だけでしょうか、、

USに住んでいない私がこんなことをいうのは無責任なのかもしれませんが、
それでもおかしいと思います。


銃が少しでも世の中からへりますように。

銃関連記事
銃と合法的殺人に囲まれた日常生活
http://webronza.asahi.com/global/2012090400001.html

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