2012年8月17日金曜日

映画「アレクサンドリア」



最近は媒体はなんであれ歴史モノに興味がありまして、
今回は映画「アレクサンドリア(原題 : AGORA)」のBDを日本から送ってもらって見ました。

宗教による人の対立をフリーシンカーである科学者の立場から描いた作品、
舞台は3世紀頃のギリシアの都市、アレクサンドリア。
テーマと設定がとても興味深く。楽しく見れました。
主人公である、科学者のダニエルクレイグの奥さんも知的に美しくてよかったです。

途中、宇宙までひくカットが何回か映画のなかでありましたが、
不自然に思えて仕方ありませんでした。
急に見ていて冷める感覚すらありました。

おそらく「宗教の思想の違いなんて、ちっぽけなことなんだろう」というメッセージだったのかもしれませんが、それでは人の愛の物語すらも「ちっぽけなもの」になってしまいます。なので「もっと大切なものがある」もしくは「相互受容は大切だ」というメッセージをより重視して欲しかったです。

でもね、本当に勉強になります。
人間は本当に変わっていませんね。

65点

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