2017年11月5日日曜日

本 23冊目「驚くべき日本語」

P.9 話し言葉の歴史にくらべて、よみかきの歴史は短い。何万年にたいして、一般市民がよみかきを得たのは1000年程度です。

P.22 新たな言語は身内にしか理解されない。つまり敵にはわからない。「同じ集団の人間」という結束をつくることにつながる。つまり同じ言語を話せることで、同じ集団の人間になる。 - これは、外国語だけではなく、社内公用語や、業界専門用語、流行りの言葉、どれを通じてもいえることだと思う。

P.23 他者を確かな方法で識別できるもの、それが言語。

P.30 第一言語における音の要素は、永遠に頭の中に刷り込まれ、ものごとのイメージを形作っていきます。「トカゲ」ときいて思いつくイメージが「そのものぴったり」に感じられることがそれのように。

P.97 日本語の五十音全てを一度づづつかってつくられた歌が「いろは歌」である。

色は匂へど
散りぬるを
我が世誰そ
常ならむ 有為の奥山
今日越えて 浅き夢見じ
酔ひもせず

そういうものだったのか!

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