2017年2月3日金曜日

フィトンチッドについて メモ

フィトンチッド(phytoncide)とは、微生物の活動を抑制する作用をもつ、樹木などが発散する化学物質植物が傷つけられた際に放出し、殺菌力を持つ揮発性物質のことを指す。
森林浴はこれに接して健康を維持する方法だが、健康だけでなく癒し安らぎを与える効果もある。フィトンチッドはその殺菌性や森林の香りの成分であるということから良いイメージがあり、森林浴の効能を紹介する際に良く用いられている。

 http://www.shinrin-ringyou.com/mokuzai_jyu/phyton.php
お寿司屋はフィトンチッドの宝庫です。まず、ガラスケースの中に、サワラやヒノキの針葉樹の葉とともに寿司タネが保存されています。タネの間には、ササの葉やシソの葉などを置いて、見た目の美しさとともに鮮度保持にも役立っています まな板や飯台、寿司を置くつけ台、テーブルなどにもヒノキやサワラが使われ、あがりのお茶にはカテキン(フィトンチッドの1種)が含まれています。そして、お土産のお寿司を包む際には、スギやヒノキなどの木材を薄く削って包み紙のようにした経木(きょうぎ)が使われます。柿の葉寿司、鱒寿司などの押し寿司は葉で包まれています。 この他にも桜餅や柏餅、笹団子などの葉なども日常よく見かけます。これらは、見た目が美しいだけでなく、フィトンチッドの鮮度保持効果、殺菌・防腐効果を利用しているものです。フィトンチッドは食品の保存にも有効なのです。

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