三田紀房さん らしい3巻完結の漫画。
シンガポールに赴任する前に東京で買って一回しか読んでいなかったのをしっかり読み直してみました。
この人は解析と分析がうまく、売れる要素を最適な時に落とし込むのがとてもうまいと思う。
一つだけ今作で気になったのは、主人公が大物の息子というところ。
漫画として設定がユニークな方が面白いし、
伝えたいポイントの一つに、自分の環境(生い立ちを含む)を生かして仕事をするのも一つの方法という点だがあるのはいいけど、
それが仕事に生きすぎているため、多くの人が共感しづらい設定になっていたのではと思いました。
でも以下はいいなと思った3点
⚫︎1巻59p「モノを売るには空気を作れ」
情報過多の時代に企業から宣伝しても消費者は見向きもしない、消費者に考えさせる情報を与える
⚫︎2巻27p
知らないからチャレンジするんでしょ
「知っていることをやるのは作業、知らないことをやるのが仕事っていうのよ」
⚫︎2巻199p
プレゼンで大切なことは、何をしたいかを思い切り飛躍して伝えること、そうすれば相手の感情が動く